ヨガ・仏教のすすめ[札幌]

札幌ヨガ・仏教の紹介です。札幌でヨガの先生をしているOKAのブログです。

第二十一話 六波羅蜜とは

今回は在家でも解脱・悟りを得られる六波羅蜜についてお話しましょう。
六波羅探題とかいう名前だけは今の日本でも残っていますが意味合いを知っている人は少ないですね。

お釈迦様は解脱・悟りを得た後に出家修行者を救済する小乗(ヒナヤーナ)を説きました。
その後、大乗を説かれ始めた頃に弟子のアーナンダが魔境に入り、お釈迦様の涅槃を止めずに涅槃されました。

お釈迦様が涅槃したあと出家修行者はお釈迦様のネームバリューだけで食っていけるので堕落し始め、ヨーガが復興し始めました。

インドで仏教が滅んでしまうということでそれに焦り始めた仏教徒達がヨーガの教えも取り入れて在家でも解脱・悟りが出来るんだと展開した教えが六波羅蜜です。

なので仏教六波羅蜜とラージャ・ヨーガのプロセスが似ているのですね。


六波羅蜜とはサンスクリット語にすると6つのパーラーミター、パーラーミターは完成、限界とか最上とかそういった意味合いがあります。


日本語にすると六つの限界と訳すと近いかもしれませんね。
6つとは

「布施」・・・功徳を積むこと

「持戒」・・・戒律を守ること

「忍辱」・・・耐える修行

「精進」・・・自分の良い要素を増大し、悪い要素を捨断する

「禅定(サマディ)」・・・瞑想しサマディに入る

「智慧」・・・彼岸、つまりコーザルに到達し、光に没入する


です。

この6つの限界に挑戦することで解脱悟りが得られるということなのですが、一言で言うとカルマの浄化、煩悩破壊ということが出来ます。

どういうことなのか説明していきます。
まずは、布施によってよいカルマを積んで光を強めます。

布施には三種類あって、財施、安心施、法施です。

財施はお釈迦様などの出家教団に対する物質のお布施です。

心施は安らぎを与える布施。

法施は真理のお布施することつまりお釈迦様の教えを広めることですね。


この3つの布施により功徳、つまり良いカルマを積んで光を蓄えます。
しかし、悪いことをしていたらいつまでたってもカルマは綺麗になりませんから次の段階の持戒に入ります。

仏教では五戒といって在家信徒が守られければならない戒律が五個あります。

1,不邪淫・・・淫らなことをしない

2,不殺生・・・殺さない

3,不偸盗・・・盗まない

4,不妄語・・・嘘をつかない

5,不飲酒・・・お酒を控えましょう


この5つの戒めを守ることにより悪いカルマを積まなくなります。
悪いカルマを積まなくなっても過去に積んだ悪いカルマが清算されませんので3つ目に忍辱、つまり耐え忍ぶ実践により悪業を落としていきます。


精進ではさらに積極的に自分の良いカルマを伸ばし、悪いカルマを捨断していきます。


そして、瞑想の土台が整ったら瞑想してサマディに入り呼吸が停止して真実の体験が始まります。
仏教では呼吸が止まっていない体験は真実の体験ではなく、呼吸が停止してサマディに入っている時のみが正しい体験とされています。


最後に智慧、コーザルに到達します。漢訳では彼岸に到達するといいますね。

智慧の智という漢字は日を知ると書きます。つまり太陽の光を知るという意味合いがあります。
つまり、智慧の段階はこの現象界からアストラルを超えコーザルに到達する段階ということが出来ます。


日本ではお彼岸にお墓参りをしますが、そんなことをしても何の意味もありません。
なぜならご先祖様はとっくの昔に生まれ変わっていますし、先祖は供養するべきものではなく救済するべきものだからです。


仏壇も仏陀を供養しているわけではなく先祖を供養しているから先祖壇ということになります。本来供養するべき対象はお釈迦様であり、解脱・悟りを得た仏陀なのです。

(もっと詳しく知りたい人はこちらへ→こちら


話は元に戻しますが、まとめると六波羅蜜は煩悩破壊、カルマを浄化し、解脱・悟りを得る教えということが出来るでしょう。

みなさんも六波羅蜜、実践しましょう。